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施術

首・肩の痛み

首・肩の痛みについて

肩・首の痛みの中でも、特に肩こりではないか?と思われるような痛みは、肩周辺の血行不良が深く関係しています。

肩の筋肉への血流は、元々細い血管でのみ供給されます。

そして人体の特性なのですが、何か問題があれば重要な組織への血流を優先します。

脳への血流は最後まで残しますが、筋肉への血流は最初に遮断されます。

ですので、体全体の冷えや様々な不調は、いわゆる肩こりとして首・肩周辺に出てくる人が多いのです。

だからこそ、的確な筋肉への治療と効果的な矯正を行うことで、早期的な回復が見込めます。

※症状によっては保険適応外となります。

首・肩の痛みについて

頚椎椎間板ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニアとは、脊髄を中に納めている7つの頚椎の間にある「椎間板」と呼ばれる組織が壊れ、脊髄や神経根が急激に圧迫される症状のことを指します。

症状は、一側の肩や手の特定の領域に激しい痛みや放散痛が生じるタイプと、両手の「しびれ」や、両手を使って行う細かい動作(箸を使う・ボタンをかけるなど)が徐々にできにくくなったりする症状などが挙げられます。

発症直後の対処法

頚椎牽引療法・頚部カラー固定・頚部のマッサージなどの『保存療法』を行うことを原則としていますが、症状が悪化する可能性もありますので、十分な観察のもとに行う必要があります。

保存的療法でも上肢痛が軽減しない場合や、上肢の筋力低下が改善しない場合、麻痺や筋肉の萎縮・巧緻運動障害・歩行障害などが見られる場合などには、手術的療法を検討する必要があります。

四十肩

四十肩は『医学的に特に明らかな原因がないにもかかわらず、肩関節のあらゆる方向への疼痛性運動制限が出るもの』とされ、発症の原因としては様々な要因があると考えられています。

  • 原因の一例
  • ・老化による筋肉/靭帯の衰え
  • ・肩甲骨の可動性悪化時、肩関節に負担がかかることによる肩関節の損傷
  • ・就寝時の横寝による肩関節の圧迫で関節の炎症を誘発
  • ・上腕が前に出た巻肩の姿勢で負荷をかけたことによる肩関節のズレ

四十肩の対処法

四十肩や五十肩の原因ははっきりしていないため、一概に病院に行って処置してもらえばすぐ治るというものではありません。

安静にしていれば自然に治ることもありますが、放置すると関節が癒着して動かなくなることもあるため、十分注意しなければいけません。

四十肩や五十肩は急性的な炎症の場合を除き、温めて治すことが重要です。

無理に動かさないように注意し、可動域を広げるリハビリなどを行います。